2013年07月01日

システムエンジニアの実業務内容

 システムエンジニアの職域を上流から下流にかけて分類すると、以下のようなものを挙げることができる。

1.顧客の要求に対する聞き取りをして要求定義を行い、構築するコンピュータシステムの内容を明確化する

2.定義された要求を実現するために構築するソフトウェアとハードウェアの設計を行う

3.ソフトウェアの構築とハードウェアの調達を行う。

4.構築するシステムのテストを設計し実施する。

5.テストにより発見されたバグの修正を行う。

6.テストに合格したシステムを構成管理して稼動開始させる

7.稼動したシステムの運用管理を行う。

8.運用管理の成果に基づき、顧客にシステムの改善を提案する。

9.以上の全域に渡り、システム構築のプロジェクトマネジメントを行う。


 これらの中には、単にコンピュータの専門知識があるだけでは勤まらず、職業人としてのコミュニケーション能力や、顧客のビジネスの知識が要求されるものもあります。
 どの分野を取っても、一生をかけて高度化するに値する技能です。これら得意分野の異なるシステムエンジニアが力を合わせることで、優れたコンピュータシステムを構築することができます。


●まとめ


・初めは色々な諸先輩達の仕事を真似ながら、自分なりの工夫と勉強をしながら業務知識を覚え、きつい時期も将来を見据えながら頑張りきる(←これ大事!やり遂げずに逃げたら負け)。
・自分の適性や好みを考えながら、将来どのキャリア(担当業務)に就くのかを考え、そのキャリア構成に向けた自己の努力と、業務内容(仕事)を選択しながら、キャリアアップしていく事が必要。
posted by 敏腕プログラマー at 06:00| プログラマーとしての矜持 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月07日

プログラマーの処世術

自分の身を守る



前回の記事で紹介した様な炎上プロジェクトの末期状態になると、とにかく皆が人のせいにしたがる』様になってきます。

ただでさえ身も心もボロボロです。

さらに追加の修正なんて、御免被りたいのです。

今度の土日も潰れかねません。


こういう状態になってくると、その人の中の悪魔の声が囁くのです『人のせいにしちゃえよ♪』と。

そしてこういう人のせいにするのが上手な人がいるのです。

本当にビックリします。辟易するというか。

楽をする方法に長けている人間というのが。

プロマネ(プロジェクトマネージャー)に取り入って仲良くなったり、日頃からコビを売っておく事で発言力が強い人を自分の味方につけ、いざという時に上手に人のせいにして自分は楽をする。

ビックリする位『人のせいにする』のが上手な人がいるので、こちらが全く悪くないのに相手のミスをこちらのサブで直して対応してあげなければいけなくなったりします。

こうなると自分のサブのメンバーから突き上げをくらいます。

「なんで向こうのミスなのに俺達が直さなくちゃいけないんだよ!ばっかじゃないの!」と。

かなり痛い状態になります。

なんとか自分のサブのメンバーに楽をさせてあげられる様に手を打てないと、自分の身を守りきれなくなってきます。

「アイツの下で仕事なんかしてられっか!」と、同じサブメンバーから言われてしまい、皆が協力してくれなくなってしまいます。

こうなると最後です。

次からはプロジェクトを任せてもらえなくなり、自分の立場をなくしてしまいます。


処世術


さて、自分の身は自分で守らなければいけません

かといって「保身に走れ」と言っている訳ではありません。

保身は所詮自分の事しか考えないで、周りの皆への配慮が欠けます。

保身ではなく「自分達のメンバーを守れ!」強く言いたいと思います。

自分の担当サブのリーダーやメンバーが自分達のサブが楽を出来るように動いてくれたり、大変な作業をきちんと評価してもらえる様に動いてくれたらアナタはその人に対してどう思いますか?

「○○さんは自分達のために頑張ってくれた」

と思う事でしょう。

悲惨なプロジェクトにいて奈落の底に落ちるのを後一歩という所で食い止めてくれたりしたら、そりゃあもう「○○さんは自分達のために頑張ってくれた」と強く思う事と思います。

そして「この人と次のプロジェクトでも一緒に仕事がしたい」と思うようになります。


そう、アナタがそう思われる行動をすれば良いのです。

そのためには「自分の身も守り、メンバー達の事も守る!」という意識で行動しなければいけません。

「メンバー達の事を思う」からこそ、会議で相手サブのせいにする一言も、辛いですが言えますし、日頃からプロマネや発言力の強い人達とも積極的にコミュニケーションを図ろうと思い、行動できるのです。

「皆を守る」事が引いては「自分の身を守る」事になるのです。

仲間である自分の担当サブメンバーに有利になる様に行動する事で自分の身を守り、さらに仕事を一緒にしているメンバーからの信頼も増します。


また仕事をする上で考えておく必要があるのは『力を持っている人をターゲットに行動する』という事です。

プロジェクトは沢山のメンバーがいますが、その全員に対してアプローチする必要はありません。

仕事だけではないですが、物事を人が集まって動かす時には必ず『キーマン』となる人がいます。

10人中9人が反対していても、そのキーマンの1人が「こうする!」と決めたらその通りに物事が決まっていく、そういう「要となる人」をまずは見極めます。

そしてそのキーマンに対してアプローチをするのです。

アプローチするというのは、日頃からコミュニケーションを心掛けたり、積極的な意見を提案したり、こちらを売り込む営業攻勢を掛けたりする事を言います。

プロジェクトメンバー全員に気に入られる必要はありません。

重要ではないメンバーには最悪嫌われてもしょうがないです。

自分にとってのキーマンとなる人を味方につけ、キーマンを決して敵に回す様な事がないように動くこと。

これが自分の身を守る”プログラマーの処世術”になります。
posted by 敏腕プログラマー at 23:56| プログラマーとしての矜持 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月06日

プロジェクトの遅延は誰のせい?

●人は人のせいにしたがる?


悲惨な炎上プロジェクトに身を置いた時に、沢山の火の粉が自分にも降りかかる様になったりします。

例えばの話をします。

納期は近づくのに進捗は一向に上がらない。
人も投入しているのに仕様がまとめきれていないため、それぞれが自分の思うようにプログラムを作り、データが上手く繋がらない。
こちらが欲しいと思っているデータとはキーが違うデータが相手サブから渡されて来るのが原因だ。そしてそのデータを元に別サブへデータを渡すが、そのデータ渡しも上手くいっていない。
各サブメンバーは自分自身のサブの担当ではない部分からおかしなデータが来るため、どうにも出来ない状態で事態は膠着状態に陥り時間ばかりが過ぎていく。』

 
と、そんな状況にアナタがいるとしましょう。

進捗はどのサブも思わしくなく、全体打ち合わせでその遅れをプロマネ(プロジェクトマネージャー)から指摘されます。

すると別サブから「この結合試験が遅れているのは△△サブのデータの受け取り方が悪いため進んでいません。困っています」とアナタの担当サブが悪いかのような言われ方をしたとしましょう。

確かにこちらの受け取り方も悪いかもしれないが、相手サブが打ち合わせ通りのデータ形式で渡してこなかったのがそもそもの原因。

さて、アナタはこの時なんと言ってその会議を切り抜けますか?


1,「スミマセン。うちのサブの詰めが甘かったため、遅れてます。」

2,「当初の打ち合わせでもらう予定で合ったデータ形式とは違う形で渡されて来ているため、◆◆サブの方で手直しをしてもらえればと思います。」

3,「データ形式がお互い認識が違ったため、両サブで再度詰めて話し合いをしたいと思います」

さて、どれを選びますか?


●答えはどれ?



上記の答えは実は3つとも正解です。

ただし時と場合により使い分けなければいけません。


バグを大量に出していて◆◆サブに既に大迷惑を掛けていれば、1が正解になります。

今まで迷惑を掛けた分、こちらが被る(かぶる)という場合です。

でもこれを選択するとドンドン立場が悪くなる事が多いため、やむを得ない場合以外は不正解です。

1の答えばかりを繰り返していると周りのサブから「△△サブのせいにしちゃえば、なんとでもなるよ。何にも言わないもん」とナメラレます。


議事録も残っていて「データの受け渡し方が◆◆サブが明らかに間違っている」場合には2が正解になります。

「こちらは悪くない」と第三者が見ても明らかな証拠がある場合には、相手のせいにします(まぁ元々間違って来たのは◆◆サブなので、責任を取らせるのは当然です)。

「こちらは正しい」と、きちんと証言して、出来るだけ自分の側の修正を少なくします。

なるべく2の答で返せる様に日頃から作る資料の質を上げ、言質を取るようにしましょう。


どちらのサブも曖昧なやりとりのまま、この段階まで来てしまっていれば3が正解です。

自分だけが被るわけでもなく、相手のせいにする訳でもなく大人の対応と言えます。

しかしこの後の打ち合わせではなるべく、自分のサブの修正が少なくて済むように上手に話を持って行かなくてはいけません。

(次回に続きます)
posted by 敏腕プログラマー at 23:56| プログラマーとしての矜持 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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